レフティー見国

lefty_mikuni

19歳の時に彼が大阪のファニーで初めてレザークラフトを見て以来、日本で一般的なアル=ストゥールマンのレザークラフトをしていたレフティー見国ですが、数十年の経歴を積み,アメリカのコンテストでも賞を取り、次の目標を見失っていたとき、ある雑誌でドン(ドナルド)=キングによるシェリダンスタイルの作品を目にしました。 彼はその繊細なデザインに感銘を受け,目指すべきものを決めたのでした。

そして、初めて日本にシェリダンスタイルの素晴らしさを紹介し、一方でドン=キングのスタイルを発展させてきました。 それはアメリカの職人たちが彼を「日本のドン=キング」とあだ名することからも見て取れます。

しかしながら、彼の作品の美しさは単に彼の長年の経験と技術によってのみ支えられているのではありません。 レフティー見国が日本に初めてシェリダンスタイルを紹介して以来、日本でも愛好者が増えてきましたが、彼らとの根本的な違いは、職人精神の理解の違いにあります。 彼のこだわりは料理人が高級な皿を選ぶように特別注文の金具を使い、鞍職人たちが使ってきたアンティークの道具やプロの道具職人に手作りさせた道具を使うことにあります。

そして重要な点は、膨大な知識の集積を下手に売名行為の道具に使わず、地道に作り続けることなのです。 この「自分は職人であり、先生ではない」という信念が彼の原動力ともいうべき精神なのです。 

これらのことからも分かるように,レフティー見國が手がけるシェリダンスタイルと呼ばれるデザインは紹介文でも 説明されているようにウェスタン・レザーカービングの最高峰に相応しく、多くの人を魅了しています。 その評価は高く、ウェスタン商品の老舗「ファニー社」でも取り扱われる商品となっています。